【海外生活へのはじめの一歩】日本人が見落としやすい3つの基本

新しい環境での生活を考える時、多くの日本人が「住む場所」と「何をして過ごすか」という2点に注目します。
しかし、国境を越えて暮らすとなると、日本では意識することのないもう1つの重要な要素が加わります。それが「滞在許可(ビザ)」です。

日本で生まれ育った私たちにとって、この概念はとても馴染みがありません。なぜなら、日本国内では当然のように「住む権利」が与えられているからです。
しかし海外では、この「滞在する権利」を正式に取得することが、あらゆる生活の第一歩となります。

今回は、日本人が海外生活を始めるにあたって、滞在許可をはじめとする見落としやすい3つの基本を紹介していきます!

目次

海外で暮らすために必要な3つの基本

海外で暮らすために必要な3つの基本

新しい国で生活を始めるためには、以下の3つの基盤がすべて揃うことが必須条件です。

①ビザ(滞在許可証)

簡単に言えば「その国に合法的に滞在するための許可証」です。観光以外の目的で90日以上滞在する場合、ほとんどの国でビザが必要になります。

日本人は多くの国へ観光目的で入国する際、短期間ならビザが不要という特権があります。そのため、ハワイやヨーロッパへの旅行ではビザを意識する機会がなく、その概念自体に馴染みがないのです。

※ビザの種類や詳細な取得方法については、別記事「今さら聞けないビザのこと」で詳しくご紹介します。

②住居

アパート、シェアハウス、ホームステイなど、どこに住むかという点は日本と同じです。ただし、以下の点が日本と大きく異なります。

  • ビザがなければ正式に賃貸契約を結べない国が多い
  • 契約時に現地の銀行口座や保証人が必要な場合がある
  • 家具付き・家具なしの選択肢があり、光熱費の支払い方法も異なる

③収入源(仕事や学業)

生活するためには収入が必要です。海外での収入源としては以下のようなものがあります。

  • 現地での就職(フルタイム・パートタイム)
  • フリーランス・遠隔での仕事
  • 起業
  • 学業(学生の場合)

いずれの場合も、その活動がビザで許可されている範囲内であることが重要です。ビザなしでの就労は多くの国で違法とされています。

「ビザ」・「住居」・「収入源」の基本は「三位一体の関係」

「ビザ」・「住居」・「収入源」の基本は「三位一体の関係」

最も難しいのは、これら3つの要素が三位一体の関係にあり、それぞれが互いを必要とする不可分な要素だという点です。

  • ビザがないと住居契約や就労ができない
  • 住所がないとビザや銀行口座が作れない
  • 収入証明がないと住居を借りられない

このジレンマを解決するには、いくつかの方法があります。

有効な解決方法
  • 学生ビザから始める
    語学学校などに入学することで、まずビザを取得
  • ワーキングホリデービザを利用する
    18〜30歳の若者向けの特別なビザ制度
  • 企業に就職して就労ビザを取得する
    ただし、専門スキルが求められることが多い
  • オーペアやチャイルドケアのプログラムを利用する
    3つの基盤がセットになっている

3つの基盤をまとめて解決:オーペア留学という選択肢

ビザ・住居・仕事という3つの基盤を一度に解決できる選択肢として、「オーペア留学」と「チャイルドケア留学」があります。

オーペア留学の特徴

ホストファミリーの家に住み込みながら、子どものお世話と簡単な家事をサポートする文化交流プログラムです。

3つの基盤がどう解決されるか
  • ビザ
    オーペアビザ(または文化交流ビザ)の取得サポートがある
  • 住居
    ホストファミリー宅に滞在(個室提供)
  • 収入
    小遣いが支給される3つの基盤がセットになっている
その他のメリット
  • 食事付きで生活費を抑えられる
  • 現地の家庭生活を体験できる
  • 語学力が自然と向上する

チャイルドケア留学(住み込みベビーシッター)の特徴

オーペアよりも「仕事」としての側面が強く、より専門的な子どものケアや家事代行のサポートを提供することで’働きながらの初めての海外生活’を叶えることができます。

3つの基盤がどう解決されるか
  • ビザ
    状況に応じた最適なビザの取得サポート
  • 住居
    ホストファミリー宅または独立した住居
  • 収入
    オーペアより高い報酬が期待できる
その他のメリット
  • 保育経験としてキャリアに活かせる
  • より専門的なスキルを磨ける
  • オーペアより自由度が高い場合が多い
3つの基盤をまとめて解決:オーペア留学という選択肢

よくある質問

ビザなしで長期滞在することはできないの?

基本的にはできません。観光ビザ(または短期滞在ビザ免除)で入国した場合、通常は90日間程度しか滞在できません。それ以上の滞在や、就労・就学などの活動には適切なビザが必要です。不法滞在は深刻な法的問題を引き起こす可能性があります。

ビザの取得は難しいですか?

ビザの種類や国によって難易度は異なります。学生ビザやワーキングホリデービザは比較的取得しやすいですが、就労ビザは専門性や経験が求められることが多いです。オーペアビザは、適切なホストファミリーとマッチングできて初めて取得でき、ステイ先との契約滞在期間がビザの有効期間に影響します。チャイルドケア留学ではビザの選択肢が学生ビザやワーキングホリデービザから選べるため、ステイ先との契約に関わらず、1年などの決まった期間の滞在許可が得られます。

よくある質問

まとめ:3つの基盤が整って初めて実現する海外生活

海外での生活を始めるには、ビザ・住居・仕事の3つの基盤がすべて揃うことが必要です。特にビザ(滞在許可)の概念を理解し、計画的に準備することが重要です。

オーペアやチャイルドケアのプログラムは、これら3つの要素を一度に解決できる機会です。特に初めての海外長期滞在を考えている方にとって、安心して挑戦できる選択肢と言えるでしょう。

さくらオーペアJapanでは、皆さんの希望や経験に合わせて最適なプログラムをご提案します。オランダを中心に、ヨーロッパ各国のホストファミリーとの滞在機会を見つけるお手伝いをしています。

新しい環境での生活、一緒に実現していきましょう。

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